2011年5月21日土曜日

セブン&アイ?1?月期予想据え置き、コンビニは上振?

 [東京 6日 ロイター] セブン&アイ?ホールディングス<3382.T>は6日、2011年2月期の連結営業利益予想を前年比5.9%増の2400億円で据え置くと発表した。

 セグメント別では、主力のコンビニ事業の営業利益予想を前年比2.8%増から5.5%増へと引き上げた一方、総合スーパー(GMS)を含むスーパーストア事業は、同30.5%増から4.8%減へと下方修正した。

 営業利益予想は、トムソン?ロイター?エスティメーツによる主要アナリスト18人の予測平均値2403億円とほぼ同水準になっている。売上高に相当する営業収益見通しもも同0.6%増の5兆1400億円で据え置いた。 

 11月までの動向をみると、セブン―イレブン?ジャパンでは、たばこ増税に伴う売上高の変動はあったものの、ファストフード商品を中心に売り上げが改善している。客数の伸びも寄与し、11月までの既存店売上高は同1.1%増となっている。また、米国のセブン―イレブンについても、為替円高のマイナス影響があったものの、ガソリン単価が上がったことで増収となっているという。

 一方、イトーヨーカ堂では、残暑の影響から衣料品の不振が続き、既存店売上高も前年比2.1%減とマイナスで推移。イトーヨーカ堂は不採算店舗の見直しなどを進めており、11月末時点で前期末比3店舗減の171店舗となっている。 

 2010年3―11月の連結営業利益は前年同期比3.0%増の1757億円になった。通期予想に対する進ちょく率は73.2%。前年同期の通期実績に対する割合は75.2%だった。

 (ロイター日本語ニュース 清水 律子記者)

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引用元:FF11 RMT

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